【売約済】グールド／モーツァルト:Pソナタ第8.10.11.12.13.15番

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モーツァルト\r①ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K310\r②ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K330\r③ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K331「トルコ行進曲付き」\r④ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K332\r⑤ピアノ・ソナタ第13番 ロ長調 K333\r⑥ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 K545\r\rグレン・グールド (ピアノ)\r録音:1965〜1970年\r\rグールドの才気爆発の普通じゃないモーツァルトです。伝統や慣習にとらわれず、楽譜から感じ取ったままに演奏しています。全体にテンポが速いので、1枚のディスクにソナタ6曲が収録されています。ただし、第11番の第3楽章の「トルコ行進曲」だけは異様に遅いテンポです。この「トルコ行進曲」を「初心者が弾いているようだ」という人と「まさに神業」と感嘆する人のどちらもあるのは、ピカソの絵を見ている人びとに例えられるかもしれません。本当は4枚組のソナタ全集を聴いていただきたいですが、この1枚でも十分にグールド の異才ぶりを確認できます。たっぷり74分超の収録です。\r\rグールドの演奏するモーツァルトのピアノ・ソナタは、これまで多くの賛否両論の議論を巻き起こしてきた問題作です。原因はその演奏解釈の過激さにあります。グールドは伝統的な解釈をことごとく無視し、まるでモーツァルトのソナタを「素材」として扱い、全く別の音楽表現をしようしているかのようです。このスタンスはクラシックというよりもむしろジャズに近いでしょう。彼の演奏に批判的な人はこの伝統からの逸脱を問題視します。例えば、ピアニストのリリー・クラウスなどは「もう少し普通に弾いてくれれば最高なのに」と述べています。これに対して賛成派は「まるでモーツァルト自身が弾いているかのようだ。」と絶賛を惜しまない。音楽評論家の宇野功芳氏は、この第11番のトルコ行進曲について「おもちゃの兵隊が行進するようだ」と評して絶賛していますが、1楽章、2楽章については「失敗作」と断じ、「きっと怒り出したり、吹き出したりする人がいるだろう。」と述べています。\r\r国内盤、帯無し、盤面傷無し 10\rライナー(解説書)少しシミあり\r\r＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント)\r 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き\r 4枚購入→450円引き、10点以上は全品150円引き