『伊勢型絵摺』第1集伊勢白子　大正　アールヌボー　デザイン見本帖　高瀬清子　レア

伊勢型絵摺』第1集伊勢白子大正アールヌボーデザイン見本帖高瀬

『伊勢型絵摺』第1集　監修: 北村哲郎　発行: フジアート出版　205頁　昭和61年　定価25,000円この小紋、中形摺見本帖の『伊勢型絵摺』は、伊勢白子の型紙大問屋寺尾家に伝来した明治・大正・昭和三代にわたる染型紙の絵摺約七千点の中から大正期を中心に選んだものを、第1集、第2集に分けて発行されました。今回出品の第1集では、7頁以降に明治43年から大正4年にかけての絵摺が、奇数頁に2葉から9葉収録されています。寺尾家は江戸時代以降、京、大阪、江戸をはじめ関東、東北方面にも手広く商いをしていましたが、扱った型紙の覚え、あるいは文様見本帖として絵摺を遺したようです。大正期を中心とした編集になっていますが、これは、寺尾家の絵摺が大正2年から15年まで、各年毎に揃っており数量的にも最も多かったことによるそうです。西洋の染織や文様の影響が消化され、アール・ヌボー調など様々な意匠が現れ現在でも斬新なデザインが見られます。「アルチザン」ブランドで活躍したファイブフォックスの元副社長:高瀬清子さんは、2013年に伊勢丹と三越で開催された「伊勢型紙」とデザイナーのコラボレーションに参加し、現代の職人と手を組んで「伊勢型紙」の文様を現代のファッションへと昇華させました。伊勢型紙は型紙を何枚も重ねて文様を作るので、型紙だけ見ても、そこからどのような商品ができるのか想像するのが難しかったそうです。その際に、わざわざ国会図書館に何度も足を運んで参考にしたのがこの「伊勢型絵摺」(入手出来なかったため)だったそうです。■状態■冊子左上隅に押し傷、表紙縁にキバミなどがあります。図版は綺麗です。(写真を参照願います)古本です。ご理解の上ご検討願います。■サイズ■縦46×横31×厚1.5cm(78.5) 1.4Kgゆうパック簡易包装での発送です。#本 #染織 #染色 #伊勢型紙 #絵摺 #北村哲郎 #フジアート出版 #小紋 #中形 #摺見本帖 #伊勢白子 #寺尾家 #文様 #デザイン #見本帖 #アール・ヌボー #アルチザン #ファイブフォックス #高瀬清子